2014年6月の記事一覧

東葛病院ブログご覧のみなさま、梅雨に入り、梅雨らしくない暑さが続いておりますが、
体調崩されてませんか?東葛病院ブログ管理人Hでございます。

  東葛病院リハビリ室では、不定期ですが、調理訓練を行っておりまして、

~調理訓練はリハビリ治療中の方が家庭復帰後に調理を行う必要性が高い方が行います~

今回、東葛病院ブログ取材班は、リハビリ室にお邪魔し、取材させていただきました。
今回作るのは、「鰯のつみれ汁」です。

①朝早く、リハビリスタッフが鰯を買ってきました。
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患者さんによると、鰯にもいろいろ種類があるそうで、油いわしの種類だそうです。
漢字で鰯は魚偏に弱いと書くように、痛むのが早い所謂、足がはやい魚でして、
手洗いや衛生面でも気をつけながら調理を進めます。

②鰯の下ごしらえ~三枚におろすため、内蔵を取り、皮を剥く~
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徐々に、皮が剥けてきました。
リハビリスタッフが料理のコツなどを教えてもらいながら、進めてます。

③ちょっとひと休み
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お話しながら、体調や様子もみながら進めてます。ちょっと休憩の一枚。

④ねぎを刻む
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ここで、選手交代。ネギを洗っていただき、刻みます。長年の経験が生きてます。
どんどん、刻まれていくネギ


亀の功より年の功、経験の差に思わず笑みがこぼれます。
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⑤生姜を加え、鰯を叩く叩く
トントントン!の音と共に、生姜の香りが調理室内に漂います。みなさん、料理お上手!!
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そして、すり鉢とすりこぎで、
鰯を擦っていきます。
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⑥片栗粉がない場合は!!!
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つみれのつなぎとして使用する片栗粉がない!見当たらない!
ボランティアの方が、
「このじゃがいもは使っていいですか?じゃがいものデンプンを使いましょう」
これぞ、生活の知恵!!!
じゃがいもの知恵!!
さぁ、いよいよ完成です。

⑦つみれが浮き上がるまで茹でる
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沸騰した出汁につみれを入れて茹でていきます。
すり鉢に残ったつみれも「もったいない」とスプーンで掬って、丸めていきます。

「食べものがない時代で育ったからねぇ」とボランティアの方。
浮き上がってきたつみれをお茶碗によそい、

みなさんが力を合わせてつくった

鰯のつみれ汁
完成―――――!
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お味はいかがですか?・・・・
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「美味しい」

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院内での食事は、当然ですが塩分摂取量など、注意を払います。
リハビリスタッフの方にお話を伺いました。
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取材班「作るものは、決まっているんですか?」
スタッフ「特に決まってないので、その時々で話しながら決めてます!」
取材班「一人の方が全て行うかと思ってました」
スタッフ「今回は、最初の患者さんに料理をつくるという成功体験を通じて自信をつけて欲しくて、企画したのですが、疲れてしまい機嫌を損ねてしまいましたね。」
取材班「成功体験という気持ちのリハビリも行うんですね。こんな場所があるなんて知りませんでしたよ」
スタッフ「なかなか知られてないんですよね」
取材班「今日は、朝からありがとうございました。また取材に来ますね!!」

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※だしの素を持ちながら熱心にインタビューを受けていただきました。


こんにちは!東葛病院ブログ管理人Tです。

少し前のお話ですが...さる4月25日、十太夫福祉会館にて
「東葛健康友の会」主催の健康講座が開催されました。
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なぜこのような講演会を開催しようと思ったのでしょうか?
友の会のKさんとMさんは

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「友の会の活動をもっと広く知ってもらいたい!」
とくに「若い人、子育て世代の方にも関心を持ってほしい!」
と日頃から考えていました。

そこで今回は
「新しいお宅が多い地域で開催しよう!」
「小児科の先生に相談しよう!」
となりました。

東葛病院・小児科の先生方もこれを快諾!
先生方も若いお母さん世代の方と一緒に、
「地域の健康づくりに貢献したい!」
と思っていたのです。

余談ですが東葛病院では、
毎年夏に「子ども平和夏まつり」
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冬に「子ども冬まつり」を開催しています。

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もちろん今年も予定しています。


さて、健康講座当日です。

講師は小児科科長の小林嘉代先生。
小林先生は、小児科とアレルギーの専門資格をお持ちです。

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お話は
「子どもの食物アレルギー」

会場には赤ちゃんを抱いたお母さんたちが続々と集まります。
職員・友の会員を含め、その数61名にもなりました。
別室の保育室もたくさんの子どもたちでにぎわっています。 

先生は診断を中心に、
アレルギーとは...、
免疫のしくみとは...、
診断と検査の実際は...、
当院で行われている症例として2002年からの約1000例は...

などをお話しました。

会場からは
授乳中の母親の食物とアレルギーの関係、
アトピーと離乳食の関係、
離乳食の与え方、
など沢山の質問が出されました。

日頃、お母さんたちが感じている不安や悩みに、
小林先生は一つ一つ丁寧に答えました。

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健康講座の最後には建設委員会のM事務局長が新病院の説明を行いました。

参加してくれたあるお母さんは、
「東葛病院の小児科にかかっていて、
そこで今日の学習会を知りました。
年齢によって治る事や、
安いプリンには卵があまり入っていないので、
アレルギーが出ない事があるなんて知らなった、
参加してほんとに良かった!」
とお話してくれました。

その他、多くの方からアンケートにご協力いただき、
「判りやすく為になった」
「よく理解できた」
など、たくさんの前向きな回答を頂きました。

また、アンケートの中には
「当日、保育があるなんて知らなかった。赤ちゃんがいて断念した友人もいた」 
「また定期的に医療の話を聞きたい」

などの声も頂きました。
今後に活かしたいと思います。

ご協力・ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。


東葛健康友の会・KさんとMさんは
「友の会は年配の方が多いけれど、
若いお母さん世代に、もっと興味を持ってもらって、
これからも今回みたいなことがたくさんできたらいいな」
と話してくれました。



実は次回の健康講座も決まっています。

日時は7月26日(土)の午後!
場所は同じく十太夫会館!
テーマは「小児救急のかかり方」

詳細は東葛病院のホームページでご確認ください。

多くの方のご参加お待ちしています!!

東葛病院 小児科のページ
http://www.tokatsu-hp.com/services/division/pediatrics/index.html
感染症マップ(この地域でどのような感染症が流行っているか一目でわかります!)
http://www.tokatsu-hp.com/cgi-bin/infmap/infmap.cgi


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プロフィール

千葉県流山市/許可病床331床/厚生労働省指定臨床研修病院/病院機能評価認定/卒後臨床研修機能評価認定/二次救急/民医連/人間の尊厳と患者の権利を守り、安全・安心の医療、差別のない医療、納得の医療を患者様や地域の方々とともに目指します。 公式サイトはこちらhttp://www.tokatsu-hp.com

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