img.jpg

地域・社保・平和活動 一覧

こんにちは!東葛病院ブログ管理人Tです。

少し前のお話ですが...さる4月25日、十太夫福祉会館にて
「東葛健康友の会」主催の健康講座が開催されました。
syuni_kouza (1).jpg

なぜこのような講演会を開催しようと思ったのでしょうか?
友の会のKさんとMさんは

syuni_kouza (2).jpg


「友の会の活動をもっと広く知ってもらいたい!」
とくに「若い人、子育て世代の方にも関心を持ってほしい!」
と日頃から考えていました。

そこで今回は
「新しいお宅が多い地域で開催しよう!」
「小児科の先生に相談しよう!」
となりました。

東葛病院・小児科の先生方もこれを快諾!
先生方も若いお母さん世代の方と一緒に、
「地域の健康づくりに貢献したい!」
と思っていたのです。

余談ですが東葛病院では、
毎年夏に「子ども平和夏まつり」
syuni_kouza (3).jpg
冬に「子ども冬まつり」を開催しています。

syuni_kouza (4).jpg

もちろん今年も予定しています。


さて、健康講座当日です。

講師は小児科科長の小林嘉代先生。
小林先生は、小児科とアレルギーの専門資格をお持ちです。

syuni_kouza (5).jpg
お話は
「子どもの食物アレルギー」

会場には赤ちゃんを抱いたお母さんたちが続々と集まります。
職員・友の会員を含め、その数61名にもなりました。
別室の保育室もたくさんの子どもたちでにぎわっています。 

先生は診断を中心に、
アレルギーとは...、
免疫のしくみとは...、
診断と検査の実際は...、
当院で行われている症例として2002年からの約1000例は...

などをお話しました。

会場からは
授乳中の母親の食物とアレルギーの関係、
アトピーと離乳食の関係、
離乳食の与え方、
など沢山の質問が出されました。

日頃、お母さんたちが感じている不安や悩みに、
小林先生は一つ一つ丁寧に答えました。

syuni_kouza (6).jpg

健康講座の最後には建設委員会のM事務局長が新病院の説明を行いました。

参加してくれたあるお母さんは、
「東葛病院の小児科にかかっていて、
そこで今日の学習会を知りました。
年齢によって治る事や、
安いプリンには卵があまり入っていないので、
アレルギーが出ない事があるなんて知らなった、
参加してほんとに良かった!」
とお話してくれました。

その他、多くの方からアンケートにご協力いただき、
「判りやすく為になった」
「よく理解できた」
など、たくさんの前向きな回答を頂きました。

また、アンケートの中には
「当日、保育があるなんて知らなかった。赤ちゃんがいて断念した友人もいた」 
「また定期的に医療の話を聞きたい」

などの声も頂きました。
今後に活かしたいと思います。

ご協力・ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。


東葛健康友の会・KさんとMさんは
「友の会は年配の方が多いけれど、
若いお母さん世代に、もっと興味を持ってもらって、
これからも今回みたいなことがたくさんできたらいいな」
と話してくれました。



実は次回の健康講座も決まっています。

日時は7月26日(土)の午後!
場所は同じく十太夫会館!
テーマは「小児救急のかかり方」

詳細は東葛病院のホームページでご確認ください。

多くの方のご参加お待ちしています!!

東葛病院 小児科のページ
http://www.tokatsu-hp.com/services/division/pediatrics/index.html
感染症マップ(この地域でどのような感染症が流行っているか一目でわかります!)
http://www.tokatsu-hp.com/cgi-bin/infmap/infmap.cgi


こんにちは、東葛病院ブログ管理人・Tです!

少し前のお話ですが4月14日に開催された、

「在日ネパール人健康相談会」

のことをご紹介します。

この相談会は、ネパール出身のスレスタ・サントス医師(東葛病院・外科)
の提案から、開かれました。 


santsu.jpgのサムネイル画像
なぜこのような取り組みをしようと思ったのでしょうか?
サントス医師に聞いてみました。

ここ数年、流山・松戸・柏などを含む東葛地域で暮らすネパール人は増えているそうです。
ちゃんと数えたわけではありませんが、
「確かに増えている...」
という実感があると、サントス医師は語ります。

増えているのは良いのですが、

職場での健診を受けていない方や、
無保険の方...

なども多いのだそうです。

しかし、
血圧が高い...
尿糖が出ている...
などは健診を受けて、はじめて分かることがほとんどです。

そんな状況を知って、
「彼らの健康に対する意識を高めたい!」
という思いから、今回の健康相談会の企画に挑戦したのです!


そして、健康相談会の当日。

会場となった新松戸診療所には日本語とネパール語の案内チラシが貼られています。

身長体重を測るのは同行したI研修医。

ito2.jpg


血圧測定は、H看護師,N看護師がにわか仕込みのネパール語で頑張ります。
受診者が来るたびに、「ナマステ」と大きな声で挨拶します。

ns.jpgのサムネイル画像
ほとんどの方が日本語を話せませんが、
サントス先生の奥様が通訳を務めます。


同行した2名の看護師からは...

「挨拶と笑顔で案外、意思が通じますね。診察室では何を話しているのかさっぱりわかりませんが、診察時間が長いのはお国柄かな?」
「同郷のサントス先生との診察時間は積もる話も沢山合ったのでしょう。時間をかけていましたね」


受診をした方は通訳を通じて
「自分の体に関心を持つことは良い事だ。」
「薬を出してほしいが日本のルールで薬は出せないのは残念」
とお話してくれました。

簡単な健診でしたが要治療の方も数人いたそうです。

最後に、看護師がさわやかに

「フェリプタウラ」

と、さよならの挨拶をして会場を後にしました。


今回は平日の日中に開催したためか、受診者は7名でした。

ちなみに、4月14日はネパールではお正月、
ビクラム歴で2069年の始めの日なのだそうです。

しかし、対象とした方は、このために仕事を休むのは難しかったようです。

「次回はもっと多くの方が来られる日にやりたい」
サントス医師は語ります。

日本で外国人が健康に暮らすのは大変ですが、
これからも、東葛病院とサントス医師の挑戦は続きます。


サントス医師の所属する東葛病院・外科の紹介はこちらからご覧になれます。

東葛病院・外科のページ
http://www.tokatsu-hp.com/services/division/surgery/index.html

東葛病院・外科後期研修プログラム
http://www.tokatsu-hp.com/ishi/kouki/surgery-plogram.html

このページの上部へ

サイト内検索

プロフィール

千葉県流山市/許可病床331床/厚生労働省指定臨床研修病院/病院機能評価認定/卒後臨床研修機能評価認定/二次救急/民医連/人間の尊厳と患者の権利を守り、安全・安心の医療、差別のない医療、納得の医療を患者様や地域の方々とともに目指します。 公式サイトはこちらhttp://www.tokatsu-hp.com

最近のピクチャ

  • sanka_201803_1.jpg
  • sanka_20180213_1.jpg
  • sanka_201802.jpg
  • riha201711_1.jpg
  • blog_kidsn.jpg
  • P1060368.JPG
  • 2-1.jpg
  • sanka201710_8.jpg

facebookもチェック