新病院建設の第一歩 2012年4月(上)
2012年4月号
東葛病院の新築移転先決まる!
「流山セントラルパーク駅前」
東葛病院の新築移転地が、「つくばエクスプレス線 流山セントラルパーク駅前」
の土地に正式に決定いたしました。
これを受け、現段階での「建設計画の見通し」と「今後の医療・介護事業の展開」について
下正宗院長と、建設委員会濱砂一光委員長代行(外科科長)にお話しを聞きました。
新病院建設の第一歩
2012年度は流山セントラルパーク駅前の新病院建設のための第一歩を踏み出す年になります。
当院の開院は1982年7月です。地域のみなさまの多大なご支援のもと医療を開始しましたが、まもなく経営困難に陥りました。
しかし、「東葛病院の医療を継続する」という願いは大きく、その声に応えるべく新理事会が組織され、再建事業が始まりました。
1990年民医連に加盟、1993年法人合同により東京勤医会のセンター病院となりました。
その後、付属診療所開設、臨床研修病院指定など、着実に医療活動を前進させ、医師をはじめとした多くのスタッフを育ててきました。
この活動を支えたのは、職員と共同組織をはじめとした地域のみなさまの共同の力です。この蓄積が今回新たな展望を開く根拠となりました。
医療構想委員会が示した方向性を具体的な形にして、子どもからお年寄りまで、あらゆる世代が安心して暮らせるまちづくり、子育て、介護福祉分野も視野に入れた活動の拠点にふさわしい施設、災害に強い防災の拠点病院を作っていきます。
東葛病院院長 下 正宗