4グループでワークショップ 2012年6月
2012年6月号
東葛病院・建設委員会報告
4グループでワークショップ
現在、建設委員会では設計議論を「病棟」、「外来」、「中央診療部」、「その他」の4グループを中心に行っています。
病棟グループでは病院の根幹と言うべき366床の病棟配置をどのようにしていくのか、などの検討を行っています。
外来グループでは新病院での外来各診療科や、対応する関係部署の配置と規模などの論議、そして付属診療所の外来の内容などを話し合っています。
中央診療部では検査や放射線、薬局、リハビリ、透析などの配置や規模を論議しています。
その他グループではそれ以外の部署の論議を行っています。
論議を行う上での手法は「ワークショップ」と言う手法を用い、より多くの職員が論議に参加できる方法で行っています。
なお、利用者、患者様の声を反映していくために、東葛健康友の会にもグループに入ってもらい、建設委員会に参加してもらっています。
この中で友の会からは、事務所を広げ、会員や利用者が気軽に立ち寄れるスペース確保の希望が出されています。
各部門の配置や規模を決める際に行うのが「ボリューム調査」です。各部門が新病院に移った際に「どんな規模でどんな医療」を行えるのか・行いたいのかなどを、構成する職員みんなで検討し、建物全体の大きさを図っていく調査です。
今後は、出し合った要望を予算の範囲の中に圧縮する作業を進めます。全体が合意されてからは、それぞれの部署の配置を決めていくブロックプランの作成です。ブロックプランが合意されて初めて平面図の作成になります。
図面の完成まで、まだまだ道のりは遠いのですが、皆様の期待を反映できるような建設を進めていきます。
建設委員会事務局次長 坂巻道彦
*(注)こちらの記事は、過去の東葛の健康に掲載された記事に、若干の修正を加え再掲したものです。
現在の状況とは変更がある場合がございますがご了承ください。