ME室編 2013年7月
2013年7月号
ME室編
ME室は院内にある医療機器をいつまでも安全に使用できるよう整備する部門です。
自動車に車検があるように、医療機器も安全検査が必要です。
患者様に使用した機器はいったんME室に返却され、
点検整備を経て次の使用に備えます。
また使用中も点検のため病室を訪問させてもらい、
安全確認をさせて頂いています。
これら医療機器は40機種360台にのぼり、既存の部屋では収まり切らなくなっているのが実情です。
我々の目標はすべての医療機器をME室で管理することであり、新病院構想においてはこの目標を胸に図面の策定を行いました。
整備された医療機器をすぐ使用出来るように4F東側に配置しました。
4Fには手術室やHCUがあり、病院東側には救急や透析室など機器をよく使用する部署が並びます。(参照→新病院4階平面図.pdf)
部屋の広さは医療機器管理室施設整備事業に基づき、80㎡を確保し、説明・学習会などをスタッフ向けに行う事が出来るスペースを検討しています。
このようなME室ですが、「機器だけを見るのではなく、患者背景も含めた医療機器の安全管理」を目指して、今後とも安全管理に努めていこうと思います。
【解説】
ME=メディカル・エンジニアリングの頭文字をとった略称。
ME室 課長 阿部純一
*(注)こちらの記事は、過去の東葛の健康に掲載された記事に、若干の修正を加え再掲したものです。
現在の状況とは変更がある場合がございますがご了承ください。