地域の願いに応える新病院建設
ワーキンググループサイン計画 後編 2014年8月
2014年8月号サイン計画・後編
サインって何?
サインとは、案内・誘導の看板の事です。
病院敷地内の優しい案内・誘導を作成し、患者様、利用者様をはじめ職員にもわかりやすくすることが目標です。
更に費用の削減も重要です。
1階放射線科の床部分
活動内容
設計会社から提案されている図面を、メンバーで読み込み、どんな看板や案内が、いかなる場所に表示されるとよいのか、大きさや色、動線等も考えながら検討を皆でしています。
また、他の病院を見学し、看板の大きさだけでなく、字の色、背景の色、エリアによっての色使いも考えていきます。
和気あいあいのチームで楽しく会議する事をモットーに、患者様に優しいサインを提案していきます。
今後の展望
初めて来院した患者様でも、行きたい場所にたどり着けるようにしていきます。まずは自分たちが迷わないことが重要です。
*(注)こちらの記事は、過去の東葛の健康に掲載された記事に、若干の修正を加え再掲したものです。
現在の状況とは変更がある場合がございますがご了承ください。
ワーキンググループサイン計画編 2014年7月
2014年7月号
ワーキンググループサイン計画編
ワーキンググループの取組みと北海道見学
2014年7月現在の建設予定地
今回は、新病院建設に向けた職員の取り組みと、「引越し」を経験した病院への見学を報告します。
新病院の工事は順調に進み、病院ではワーキンググループ(以下WG)の活動も活発になっています。
WGとは5~10名程度の職員で課題別に構成される集団です。
現在27組が新病院建設準備の課題に取組んでいます。
その中からサイン計画WGを紹介します。
「サイン」とは施設内外の案内表示のことです。
例えば、トイレや診療科等の場所や行き方を案内する表示です。
サイン計画WGでは、患者様の視点に立って、迷わずに病院内を移動できるよう、どの位置にどのような表示をすれば良いか検討をしています。
行先が分かりやすい病院になることを目標とし、議論を進めています。
5月に建設委員会事務局メンバー4名で、同じ民医連の北海道勤医協中央病院の見学に行ってきました。
目的は、東葛病院と同じ新築移転(昨年5月)した病院の経験を学びに行くことです。
その時私が感銘を受けた話を一つ紹介します。
北海道勤医協中央病院では、建替えと同時に病院のロゴ(シンボルマーク)を作ったそうです。
ロゴは公募により地元の小学生がデザインしたものをベースに作っています。
このロゴは病院施設の至る所に表示され、職員ユニフォームの袖にもプリントされています。
地域住民のための病院であり、地域住民とともに作られた病院にふさわしい取組みだと感じました。
東葛病院でも地域住民の皆様と共に取組める企画を考えたいと思います。
建設委員会事務局 加川豊
*(注)こちらの記事は、過去の東葛の健康に掲載された記事に、若干の修正を加え再掲したものです。
現在の状況とは変更がある場合がございますがご了承ください。
ワーキンググループ広報編 2014年5月
2014年5月号建設広報WG
建設委員会では新病院建設を全職員の知恵と力で成功させようと25以上のワーキンググループを作り、新病院建設運動を進めています。
建設広報のワーキンググループも、その中の一つとして、建設についての広報活動を行うため、2014年3月に立ち上がりました。
建設現場の杭打ち
このワーキンググループは、事務2名と理学療法士1名の小さなグループです。
グループの目的は、建設についての広報活動を通じて、より多くの職員、地域住民・患者様、地域の医療に従事している方々の力を結集しやすくすることです。
そのためには建設についてのありとあらゆる情報を集めることが必要です。
新病院建設の計画、構想、進捗状況など職員が「発信したい」情報を募集します。
また、職員や地域の方々が「新病院建設について、知りたいと思っていること」もこのワーキンググループにとっては大切な情報です。
「新病院の建設はどこまで進んでいるんだろう?」
「新病院では何階に何ができるの?」
「今ある病院はどうなるの?」
「診療所はどうなるの?」
「具体的にはどういう協力が出来るの?」
どなど、様々な立場の方からの、様々なご意見を募集中です。
今後は、ニュースやポスターなどの掲示・配布を進めていきたいと思います。
病院内の施設はもちろんですが、それ以外にも掲示のお願いをするかもしれません。
その時はよろしくお願いします。
また、ホームページやブログでの発信についても整備していく予定です。
私たちは、地域の方々、患者様、職員など、関連するすべての方々の声に応えていきます。
是非ご意見・ご要望をお寄せください。
広報WG 責任者 武井和希
*(注)こちらの記事は、過去の東葛の健康に掲載された記事に、若干の修正を加え再掲したものです。
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ワーキンググループ編 2014年4月
2014年4月号
ワーキンググループ編
運用計画ワーキンググループ
病院の建設は建物の構造や配置だけではありません。そこで働く職員と病気と闘う患者様達をどうやって応援するかが大切なことです。
このため新病院で行う医療を、安心・安全、効率的に運用するかが私たち職員に課せられた課題です。私たちは25以上の運用計画の課題を決め「電子カルテ」「IT運用」「什器・備品」など医療の業務分野だけでなく、「サイン計画」「各種イベント」はては「キャラクター選定」まで、全職員の知恵と力を出しあって新病院を作り上げようと、職場の枠をこえたワーキンググループが動き出しています。
その一つ「地域訪問・健康相談会・医療フォーラム」グループを紹介します。
地域での建設運動
建設委員会が行っていた地域訪問を引き継ぎ、更に健康相談会・講座などの開催を計画して行きます。地域の方々から要望や思いを聞き取り、建設運動に生かして行く事を目的に活動しています。
昨年10月以来地域訪問では、のべ164人の職員・友の会の仲間が参加し、地域の皆さんから元気をいただきました。友の会の協力のもと、健康相談会・班会も、3月は4回を成功させ、4月は6回の開催を予定しています。
←地域住民の方に向けた説明会
東葛病院 組織部
*(注)こちらの記事は、過去の東葛の健康に掲載された記事に、若干の修正を加え再掲したものです。
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地域訪問編 2013年12月
2013年12月号地域訪問 看護部編
10月30日の午後、23名の職員が分担して東葛病院近隣のお宅を訪問し新病院についての説明をさせていただきました。
まさしく「お隣さん」で、毎日毎日否が応でも東葛病院を目にされる方々です。
近所のみなさまには、視界を妨げ、日当たりやビル風などで、いろいろご迷惑をかけてきました。みなさまどのように受け止めていただいているのか不安でしたが、伺ってみるとほとんどの方が、歓迎してくださり「東葛病院にはいつもかかっているので、付属診療所や薬局が残るのは助かります」「新しい病院ができるなんてよかったですね」と声をかけてくださいました。
これからも多くの職員が地域のみなさまのもとに伺って、新病院について自分の言葉でお知らせしていくことで、東葛病院がたくさんの方々に支えていただいていて今があることを感じ、そして新病院建設に向けて力をつけていく原動力になればよいと思いました。
新病院は4人部屋の病室が中心ですが個室も増えます。病棟によってはすべて個室の病棟もあり、今まで患者様にご不自由をおかけしていたトイレも増え、療養していただく環境が大きく改善できます。手洗いも各部屋に設置でき、感染対策も強化できます。このことだけでも患者様にも職員にも安全安心が広がります。
そしてすべての部門で看護の力が求められます。よく「東葛病院の看護師さんはやさしいですね」と声をかけていただきますが、さらに専門的な力もつけていきながら、地域医療に貢献できる看護集団になっていきたいと思っています。
東葛病院 総看護師長
内田 てる美
*(注)こちらの記事は、過去の東葛の健康に掲載された記事に、若干の修正を加え再掲したものです。
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