東葛病院は2016年5月に
TX流山セントラルパーク駅前に
新築移転しました。
秋葉原駅から電車で28分+徒歩1分
と、都心へのアクセスも良好な土地で、
より地域に貢献できるよう
職員一同邁進しています。
東葛病院は、WHO(世界保健機関)が推奨するHPH(健康増進活動拠点病院)の理念に基づき、医療活動を行っています。
2015年、私たちは千葉県で初めて、日本で20番目のHPH加盟病院となりました。これは、健康増進という新しい視点で医療を捉える、私たちの先進的な取り組みが認められた証です。
当院が目指すヘルスプロモーションとは、患者さん一人ひとりの背景にある「SDH(健康の社会的決定要因)」、つまり健康を左右する社会的な要因にも目を向けることです。治療や看護はもちろんのこと、健康格差の原因そのものにも向き合い、社会的困難を抱える方々が健康を享受できるよう、包括的なサポートを目指しています。
東葛病院では、医療を単なる「病気の治療」にとどめません。狭い意味での医療活動だけでは、患者さんの「健康権」を守ることはできないと考えています。
私たちは、医療従事者として、社会保障の改善を求める運動や、平和を守る活動にも積極的に取り組んでいます。これは、患者さんのいのちと健康を根本から守るために不可欠な活動です。
また、私たちは病院の中だけでなく、地域に出て住民の皆さんの声に耳を傾け、健康知識を広める活動も行っています。
院内保育、短時間常勤医制度や
子育て支援制度など、子育て中の
女性医師を支援する制度があります。
また、東京女子医科大学の女性医師
再教育-復職プロジェクトにも参加し、
女性医師の復職支援も行っています。
所長、科長など管理職を担ったり、
短時間常勤医制度を活用しながら
専門医取得を目指す、など、
個々に合わせた多様な働き方と
キャリアアップを支援しています。
東葛病院の所属する東京勤労者医療会は、
法人内の東葛ブロックに4つの診療所、
5つの訪問介護ステーションを持ち、
訪問診療・訪問介護・訪問リハビリなど
在宅分野でのケアも積極的に行っています。
居宅介護支援事業所、地域包括支援センター
も敷地内に有しており、医療と介護の双方の
視点で患者さんをフォローすることができます。